2026年1月19日月曜日

一般住民における喫煙、大気汚染、水質汚染と肺疾患リスクとの関連性に関する認識調査

本研究事業では、「一般住民における喫煙、大気汚染、水質汚染と肺疾患リスクとの関連性に関する認識調査」として、ハイバル・パフトゥンハー(Khyber Pakhtunkhwa)州アボタバード(Abbottabad)の山岳部の人々を対象に、100名以上の聞き取り調査を行いました。



現在、アボタバードの北部に位置するマンセーラ(Mansehra)の山岳部の人々100名を対象に、同様の聞き取り調査を行っています。

インタビュワーのJahangir氏
(複数のJICA事業に従事、マンセーラ出身の障害当事者)

インタビューの様子

喫煙や環境汚染が原因で、世界的に肺疾患(COPD、肺がんなど)の罹患率・死亡率が高いことが知られています。一方で、喫煙リスクは広く知られている一方、大気汚染や水質汚染がもたらす肺疾患リスクについて、特に中低所得国における一般住民がどの程度正確に理解しているかを統合的に調査した研究は少ないです。

パキスタンは、近年世界ワーストの大気汚染が報告されている都市(ラホール等)があるだけでなく、肺疾患の罹患率が高いという報告がなされています。他方、大気汚染が深刻とは考えていないようなパキスタン北西部山岳部では、知識・態度にかかる情報は今後の研究にとって重要なデータとなります。

https://www.hrw.org/news/2024/11/19/pakistans-deadly-air-pollution-crisis

世界保健機構ウェブサイト参照

一般住民のデモグラフィック属性(年齢、性別、教育レベル、喫煙歴)に基づいて、喫煙、大気汚染、水質汚染が引き起こす肺疾患のリスク認識の正確さと、それに対する態度(禁煙意識、政府への期待)を明らかにすることを目的に調査を進めています。

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